紫波中央駅前エネルギーステーション事業

紫波町・紫波グリーンエネルギー

紫波町ではPFIの手法を活用したまちづくりを進め、紫波中央駅前に庁舎や商業施設、暮らしの機能の新たな集積拠点として「オガール」を整備しました。オガールでは木質チップボイラを備えたエネルギーステーションから、役場庁舎、保育園、ホテルを含むオガールベースに加え、オガールタウンと呼ばれる高断熱な紫波型エコハウスによる町営住宅に対して地域熱供給を行っています。エネルギーステーションは地元の「紫波グリーンエネルギー株式会社」が建設し、熱供給事業の運営も担っています。町産材を活用したチップ生産をはじめ熱供給事業全般に対して、紫波町が仕組みづくりをリードし、運営のバックアップをしています。

紫波町環境課(当時)
松村寿弘氏

プロジェクトのキーマン

オガールタウンにおけるバイオマス地域熱供給の取組は紫波町産業部環境課課長(当時)の松村寿弘氏によって構想が描かれ、強いリーダーシップによって押し進められてきました。事業の構想段階から事業化に至るまで行政職員という立場で事業全体をけん引し、庁内協議、事業者選定、熱供給のインフラ整備、熱供給契約のスキームづくり等、地域における新たなチャレンジに前線で取り組んできました。

これから熱利用に取り組む方へ

まず一歩を踏み出してください。
どんな仕事にも困難はつきものですが、それを乗り越えることで経験が次の挑戦への力になります。
困難のあとには、喜びもあります。連帯の輪も広がっていきます。
組織と自分を信じ、楽しい気持ちで前向けに取り組んでいきましょう。

事業主体

紫波町、紫波グリーンエネルギー

キーワード

自治体主導, まちづくりと一体化, 地域熱供給

事業概略図

事業主体の役割

詳細情報
概要開始時期2014年
需要先需要施設の運営形態市役所、オガール地区施設、市営住宅(紫波型エコハウス)
 熱の用途・目的給湯、暖房、冷房
ボイラ熱量規模・出力500kW
燃料燃料種チップ
 年間消費量1,000t/年
原料原料種町産材
地域地域特性森林率57%、農業が基幹産業

つながる、出会う

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