対馬市:地域エネルギー会社による ESCO型熱供給サービス

株式会社エネルギーエージェンシーつしま

対馬市では「対馬市木質バイオマスエネルギー導入計画」を策定し、地域エネルギー会社との官民連携で、公共施設等へのチップボイラの面的導入を段階的に進めていくこととしています。第一号案件として、2022年度に㈱エネルギーエージェンシーつしまが市の温浴施設・プール併設の「湯多里ランドつしま」にチップボイラを導入し、ESCO型の熱供給サービスを開始しています。

プロジェクトのキーマン

対馬市の取組は、市の担当者である農林しいたけ課(当時)の上松氏と長崎県森林組合連合会の小川氏、専門家である久木氏がしっかりとタッグを組み、役所内部、地元林産業者等、各方面の調整を図りながら、官民連携で地域戦略的に進められてきました。

事業の実行段階では、対馬木材産業の松本氏ら地元林産業が核となり、バイオマスの専門スキルを有する久木氏、岡本氏が伴走する形で㈱エネルギーエージェンシーつしまを立ち上げ、対馬市の支援の下、湯多里ランドつしまでのESCO型サービスの事業化に至っています。

事業主体

株式会社エネルギーエージェンシーつしま

キーワード

ESCO型、林業事業体、官民連携

事業概略図

事業主体の役割

詳細情報
概要開始時期2022年8月に「湯多里ランドつしま」に熱供給開始、順次展開予定
需要先需要施設の運営形態湯多里ランド対馬:温浴施設、温水プール
 熱の用途・目的加温、給湯、暖房
ボイラボイラタイプ温水ボイラ
 熱量規模・出力500kW
燃料燃料種チップ
 年間消費量600t-W.B./年 より順次拡大予定
原料原料種市内のスギ・ヒノキCD材、製材端材
地域地域特性離島、森林率89%

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情報更新日

2023/04/01 最終更新